たくさんの本を読むと人生観が変わると聞き、本好きも高じてたくさん読もうと思っていました。
同時に、本は1トン読めという言葉を聞きました。元ヤフー社長の宮坂学氏のお言葉です。
具体的な数値って分かりやすい!といことで、1トンはどれくらいか計算してみました。
手元にあるソフトカバー文庫本3冊を測ってみたところ、紙一枚の重さはおよそ1g(内約:235g = 480p、185g = 352p、344g = 704p)なので
1t = 1000000g = 1000000p
1冊500pとすると、2000冊
速度はまちまちなので、日本人の平均年間読書本数を調べると12,13冊とのことなので、
2000/12.5=160
え、160年…?
という現実に直面し、今の自分の読み方の改善施策しました。
スピードをあげようと思い、速読を試みましたがどうも頭に残らない(速読をちゃんと身につけると頭に残るそうです)
また、ページ数を伸ばすことに特化しても、得たい効果は得られません。
そこからいろいろと試し、私にとって効果が高いと思った方法を紹介します。
1. 読まなくていいものは読まない
根本的な時短です。時間を有効に使うためにも、読まなくていい本は読まない。
口コミやもくじを見て判断しており、それでもちゃんと本で読みたいもののみ読みます。
概要でいいと思ったものは要約サイトで読みます。調べてみると案外あるのでおすすめ。
2. 正しく流し読みする
本の全ページが必要ではありません。
本の中で、重要なことって1割ほどと思っています。
それが得られれば本分です。
全部を読もうとすると苦しくなるので、知りたいところだけ、重要だと思うところだけ摂取するのがおすすめ。
事例など例えを多用する本がありますが、それは理解を深めるためのもの。例えがなくとも理解できたのであれば読み飛ばしてOK
3. 読みながらメモを残す
良いと思った本も、内容を忘れてしまっては意味がないです。
かといってまた読み返すのは手間なので、重要と思ったところはメモしています。
ちなみに最近はiOSのメモを使っています。Mac使いなら、PCでもスマホでも編集できるので便利。以前はEvernoteを利用していましたが、端末制限がされてからもっぱらメモを利用しています。
4. 読む本の計画を立てる
読む本を期限つきで決めることで、より効率的に摂取できます。
しっかり読めているかどうかの軸になります。
また、何も考えないでいると、つい好きなジャンルの本ばかり手に取ってしまいがちです。
あえて自分の広がりをもつために、そこまで興味がない分野も数冊計画に入れておきます。全く興味がないと読めないので、自分の好きなジャンルの隣のジャンルくらいがよいです。
5. 入手ルートを考える
こんなに多く読むとなると、家に本がいっぱいになるしお金もかかる。
その対策として、図書館を利用します。図書館にあるものは必ず借ります。その図書館になくても、取り寄せることはできます。
ここからは好みですが、それでもないものは電子書籍で買います。いつでも読めるので。
それもなければ紙を買います。紙で買えば、売ったり貸したりできるので便利ではあるのですが、個人的には売りにいくのが面倒でつい電子書籍にしてしまいます。
以上が、私が試して効果があったと思う5つの項目です。
ちなみに、自分の経験だけでさぐったものもありますが、以下の本も参考にしています。