2025年1月の読書まとめ:おすすめ書籍と書評【図書館&Audible】

本・書籍

図書館で本を借りたり、Audibleを利用したりして、今月も読書を楽しみました!

この記事では、お得になった金額と共に、おすすめの本や心に残った本を紹介していきます。
読書のヒントや、次に読む本の参考にしていただけたら嬉しいです!

2025年1月に読了した本一覧

今月は、図書館で4冊、Audibleで9冊の本を楽しみました。

No.タイトル著者ソース定価
1ファラオの密室白川尚史図書館¥1,485
2地雷グリコ青崎有吾Audible¥1,750
3地面師たち新庄耕Audible¥740
4行動科学が教える目標達成のルールオウェイン・サービス、ローリー・ギャラガーAudible¥2,420
5金を使うならカラダに使え。 老化のリスクを圧倒的に下げる知識・習慣・考え方堀江貴文Audible¥1500
6ビブリア古書堂の事件手帖 ~栞子さんと奇妙な客人たち~三上延Audible¥700
7異界夫婦戌一図書館¥1,800
8コズミック清涼院流水図書館¥1,575
9籠の中のふたり薬丸岳Audible¥1,980
10世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?山口周Audible¥760
11ツバキ文具店小川糸Audible¥600
12何故エリーズは語らなかったのか?森博嗣Audible¥750
13媚びない人生ジョンキム図書館¥1,144
小計¥17,204
Audible 月会費¥1,500
合計¥15,704

今月読んだ本で、特におすすめの本を紹介します。
詳細が気になる方は、Amazonのリンクも貼っているのでチェックしてみてください。図書館を上手に活用するのもおすすめですよ!

ファラオの密室― 古代エジプトのミステリー小説レビュー

ファラオは何かの比喩表現かと思ったら、本当にファラオでした…!
舞台は古代エジプト。王(ファラオ)が密室から姿を消すというユニークな設定のミステリーです。

この本の最大の魅力は、設定の斬新さ。古代エジプトという時代背景を活かしつつ、現代のミステリーとは一味違うアプローチが新鮮です。
「このミステリーがすごい!」で大賞を受賞した作品ということで、設定だけでも受賞しそうだなと思ってしまいましたが、全くそんなことはなく、内容もしっかりと完成度が高かったです。

古代の登場人物たちの感覚は現代人とは大きく異なりますが、読者に近い視点でツッコミを入れるキャラクターがいるおかげで、違和感のある要素も自然に受け入れやすくなっています。
さらに、古代エジプトの生活や死生観についても自然に学べるので、物語を楽しみながら知識が増えるというお得感があります。

こんな人におすすめ

  • 歴史ものが好きな人
  • 変わった設定のミステリを読んでみたい人
  • 古代エジプトの文化や死生観に興味がある人

媚びない人生― 自己啓発書レビュー

内面から強く生きることの大切さを教えてくれる一冊。特に、学生から社会人になるタイミングで読むと、大きな気づきがあるはずです。

今の私には、こんな言葉が刺さりました。

「内面をコントロールできなければ、他者や社会をまっすぐに、正しく見つめることはできない」
「日常は自分が選択した結果に過ぎない」
「すぐに結果が出ることなど、大した挑戦ではない」

読むタイミングや状況によって、響く言葉が変わると思います。
社会に出て価値観が変わるたびに、新たな発見がある一冊です。

こんな人におすすめ

  • 周囲に流されやすいと感じる人
  • 自分の軸を持ちたい人
  • 成功を急ぎすぎて焦っている人

地面師たち― 実際の詐欺事件をモデルにした犯罪小説レビュー

Netflixで話題になっていると聞き、Audibleで聴いてみました。バイオレンスなシーンもあり刺激的ですが、物語としての完成度が高く、ぐいぐい引き込まれました。

実際の事件をモデルにしていると知り、気になってWikipediaでも調べてみました。
そこからさらに知識が広がっていくのも楽しい体験でした。

登場人物の異様さや、息を呑む展開が印象的で、フィクションとしても魅力的。
さらに、Audibleでは珍しく複数人が声をあてており、作品への力の入れようが伝わります。
特に速水 奨さんが素晴らしく、キャラクターの異様さが際立っていました。

Netflixのドラマ、小説、Audibleと、同じ作品でもそれぞれで体験が異なってくると思います。
異なる視点で楽しめるので、すでにドラマを観た人にもおすすめです。

こんな人におすすめ

  • 犯罪小説が好きな人
  • 実際の事件をもとにした作品に興味がある人
  • 映像・小説・音声、それぞれの違いを楽しみたい人

今月の読書を振り返って

今月の読書を振り返ると、小説は単なるストーリーを楽しむものだと思っていましたが、実際には新たな知識を得る機会にもなりました。
例えば、古代エジプトの信仰や詐欺事件における人間心理、希少価値の高い本についてなど。何か特定の場面で直接役立つわけではないのですが、個人的には知識を積み重ねていくことで、さまざまな知見に結びつくのが好きなので、知識を得られること自体に価値を感じています。

また、今月はコテンラジオをたくさん聴いた影響で、Audibleで聴く本の数は少なかったです。しかし、どれも聴きたい内容なので問題なし。

1年のうちで自分で決めている必須本があり、来月はその消化に向けて読む本の計画を立てておくことが重要だと感じています。

値段は以下のツールから取得しました(出てこなかったものは手動で検索しました)。

借り得にやにや計算機
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