数年前、初めてプロジェクトマネージャを任されました。
それまでプロジェクトマネージャだった方が昇進し、いつも一生懸命取り組んでいた私の姿勢が評価され、抜擢されました。
評価されたこと自体はとても嬉しかったのですが、マネージャなんて考えた事もなく、当然知識もありませんでした。
改めて、なぜ失敗したのか考えてみようと思います。
いきなり理想形を目指した
私は夢を見ていました。
いきなりコスト最大限の理想形を目指すと言い出したのです。
課題は一体何なのか?
それを満たすソリューションは何なのか?
優先順位は何なのか?
そんなことを考えもせず、とにかく理想形でなければいけないと思い込んでいました。
プロジェクトを進める上での必要なステップが、丸ごと抜けていました。
メンバーに高いスキルを求めた
メンバーみんなに、一番できる人くらいのスキルを求めていました。
当然できないというか、それが当たり前なのですが。。
受け入れられず、悩んだり怒ったり。
チーム力を見極め、できることに抑えていくべきでした。
批判を嫌がった
メンバーからの批判を嫌がり、コミュニケーションを最小限にしていました。
批判されないように入念に理論武装していたので、偏った思想で かつ進みも遅くなっていました。
もっと柔軟に意見を取り入れていけば良かったのに、心が弱くできませんでした。
まとめ
こうあるべきに囚われていたばっかりに、あまりにも視野が狭かったです。
問題点はいっぱいあったと思っていましたが、まとめてみるとそんなことはなく。
次はきっと、もっとうまく進められる。そう思えました。