Sketch Cloud の Sketch for Teams について調べました。
英語の情報ばかりで苦労したので、間違っていたらご指摘お願いいたしますmm
まず概念として、Sketch for Teams は Sketch Cloud の中にあります。

Cloudの概要として、クラウド上にSketchファイルをアップロードすると
誰でもその中身を確認することができます。

Sketchライセンスがない人でも中を確認できます。
これが業務をする上でポイントで、Sketchライセンスがないエンジニアや営業などに状況を知らせやすいです。
今までは、画像に書き出して渡していたステップが減るので重宝します。
ちなみに全員に見れるようにするには設定が必要です。Cloudのファイルの右上の「…」をクリックし、Settingsを選択します。

共有方法とコメントやダウンロードなどの許可の設定ができます。
デフォルトだと共有もダウンロードもできないはずなので、ご注意ください。

Sketch for Teamsって?
Sketch Cloud でも十分恩恵は受けられるのですが、では Sketch for Teams は何でしょう?
Sketch for Teams は、よりチームに特化した使い方できます。
Cloudは、1人のデザイナーがプロジェクトで利用するのに適しています。
しかし、デザイナーが複数人いると不便が生じます。
なぜかと言うと、Cloud はアカウントによってあげられる場所が異なるためです。
そのため、Cloud でアップされたデータを上書きすることができません。
アップした人によって、共有するURLが変わってしまうわけです。

そこで、Teamsを利用するとその問題が解消します。
メンバーとして登録されているアカウントは、ひとつのチームとしてみなされるので同じ場所にデータをアップすることができます。

Sketch for Teams に登録するには
Teamsの作り方はカンタンです。
CloudのヘッダーのPersonalをクリックすると展開されるoptionから選択できます。

値段は年間契約か月間契約で異なり、
年間契約であれば、月$8.25、月間契約であれば、月$9 です。
90日間トライアル期間があるので、まずは利用してみて判断するのが良いです。
また、やめたい時はチームを削除すれば解除されます。
まとめ
Cloud自体は、
・プロトタイプの共有ができる
・Sketchライセンスがなくても中身を確認できる
という点で便利です。
Teamsに登録するかの判断は、
「複数のデザイナーが同じSketchファイルを更新する必要があるか」がポイントです。
プロトタイピングツールや描画ツールは激動のさなかです。
今後、FigmaやXDなどと共にしのぎを削ってくる中、なかなかどれがいいと言えない状況です。
今後の動向に注目です。