Sidecar vs 液タブ(Wacom One):Photoshopで絵を描くための最適なデバイス比較

Webデザイン

Photoshopで絵を描く際、SidecarでiPadを使うのと、液タブ(Wacom One)を使うのでは、どちらが良いのか比較してみました。

結論としては、一長一短があり、それぞれに特徴があります。

Sidecar

前提として、Sidecarを使う場合は、Macのメニューバーアイコンをクリックし、接続するiPadを選択するだけで使えます。

画像1

iPadでPhotoshopを表示すると、こんな感じです。

画像2

メリット

  • 遅延がほとんどなく、問題なく使える
  • サイドバーを使って、シフトなどの選択ができるので便利
  • 指で拡大縮小やキャンバスの位置調整が可能

デメリット

  • Photoshopのツールバーは指で操作できず、どこが操作できるのか分からなくなることがある
  • PCを起動していないと使えない(Sidecarなので)
  • 本体の価格が高め

液タブ

Wacom Oneを使っているので、それを基に比較します。

IMG_1771のコピー2

メリット

  • ブラシの太さが表示されるので、より直感的に操作できる
  • ペンにボタンが1つあり、そのボタンにアクションを割り当てることができる
  • 横長のデザインで、ツールがあっても描画エリアを十分に確保できる
  • iPadよりも安価

デメリット

  • コードが多く、動かしづらい
  • HDMIやUSBが接続できないPCでは、別途マルチポートアダプターが必要
  • 電源がないと起動しない
  • 指での操作はできない

液タブも種類が多く、高性能なモデルでは、上記のデメリットが解消されることがあります。
しかし、20万円を超えることもあり、その場合「iPadよりも安価」というメリットが薄れてしまいます。

まとめ

結局、どのメリット・デメリットを重視するかがポイントです。
すでにどちらかを持っている場合、わざわざ買い換えないでも大きな差はないと思います。

あくまで絵を描くことを目的としているので、それ以外の用途としてもiPadを使いたいのであれば、もちろん購入を検討してください。

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